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中国鉄路高速 CRH2型010A編成
中国鉄路高速 CRH2型010A編成
改造種車
KATO製E2系1000番台新幹線
実車概要
中国鉄路高速CRH2型は、中国鉄道部の第6次ダイヤ改正による高速化施策の一環として2007年1月に登場。
車両はJR東日本のE2系1000番台をベースとした4M4Tの8両編成。 両先頭車に連結器を備えており、2編成連結しての走行が可能。

010A編成は現地メーカである南車四方機車車両にてライセンス製造された第1号で、 外観は他編成と同様であるものの総合検測車としての機能を備えており、 先頭車側面にはそれを示す表記が大きく書かれている。
なお、編成末尾のアルファベットは編成種別であり、"A"は"最高速度200km/hの8両編成"を意味している。

―概要―

2007年末に北京へ社員旅行に行った際に乗車し
大型パンタグラフの搭載や供食車の存在など
E2系とは似て非なるその外観に惚れ込んでしまい製作を決めました。

モデル選定については実際に乗車した編成にしていたのですが
「総合検測車」とデカデカと書かれた画像をネットで見つけ
作るならとことんマニアックに行こうということで、010A編成となりました。
(おかげで両先頭車の連結機構が無駄に・・・orz)


―開発方針―

・E2系との外観の違いを再現。
 (パンタグラフ交換、供食車の再現、先頭車屋上アンテナ群の設置など)
・両先頭車への連結機構搭載。


―製作手法―

画像をクリックすると別ウインドウにて拡大表示します。
CRH2の各形式の詳細についてはこちらをご覧ください。

CRH2ヘッドライト ライトユニットの前照灯用LEDを日亜化学工業製NSPW300DSと交換し、 導光パーツの受光部に色温度変換フィルタの青色を貼ることで、CRH2のHIDランプ前照灯を再現した。
CRH2先頭車アンテナ群 先頭車屋上のアンテナ群の台座は、先ずエバーグリーンの平棒(3.2*1.0)で連続台座を作成し、次に平棒(2.5*0.75)で9つの個別台座を作成した。
アンテナ自体はKATOの角台座アンテナの針部を切除したもので再現した。
奥:改造前 手前:改造後 ZE201001の種車となるE223-1018は連結機構を持たないため、E224-1118の床下セットおよび連結器カバーと交換し、連結可能とした。
2編成併合イメージ
左:施工中 右:施工後 今回モデルとした編成には車間ダンパが存在しないので、これをパテで埋設した。
上:改造後 下:改造前 ZEC201005の供食スペースと2等客室との境は、E225-1418の東京方より2番目の窓の半分を埋設することで再現した。
これはもう適当です・・・ ZY201007の屋上アンテナはプラ片の積層を成形して再現した。
上:施工後 下:施工前 CRH2の特高圧渡りはパンタグラフ隣接車もジョイント接続となっているので、E225-1018及びE225-1418の八戸方車端部屋上を加工。
ジョイントは他車の型取りからパテで成形したもので、特高圧線は0.4ミリ真鍮線で再現した。
左からZE201004、ZE201006、比較用のE226-1218 CRH2のパンタグラフ(DSA250)はSommerfeld's社のSF792(トラムウェイさんにてお取り扱いしてます)を使用。
碍子は銀河モデル製7段ガイシを使用し、ジョイントについては前述の工法で複製した。
台座はエバーグリーンの平棒(3.2*1.0)を使用し、碍子−パンタグラフ間高圧線は屋上引通し線と同じく0.4ミリ真鍮線を使用した。
先頭車乗務員室周りロゴ 先頭車のロゴ及び各車の号車表示窓は自作デカールにて再現した。
塗装については、IPAで種車の塗装を落とした後に車体には GSIクレオスのグランプリホワイト、キャラクターブルーを使用し、 屋上にはすべり止めをGMカラーのダークグレー、車端部警戒表示をガンダムマーカーのイエローを使用した。
ちなみに今回、車体下部の溝にスミ入れを実施したが、これはIPAで落としきれなかった種車の塗装を隠蔽するためのものである。
先頭車側面ロゴ+号車表示窓


―完成状態サンプル―


ZE201001


ZE201002


ZE201003


ZE201004


ZEC201005


ZE201006


ZY201007


ZE201000

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