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JR東日本 E231系 東トウ534編成
JR東日本 E231系 東トウ534編成
改造種車
KATO製E231系500番台(山手線)
KATO製E231系近郊形
KATO製E233系1000番台(京浜東北線)
実車概要
山手線用の車両として52編成572両が東京総合車両センターに所属。
2010年2月よりホームドア対応として6扉車置き換え用にサハE231-600及びサハE231-4600が製造された。
サハE231-600は従来車とほぼ同様の外観であるのに対し、サハE231-4600は扉窓がE233系タイプである他、 11号車寄りの車端部窓が2つになる等、従来車に見られない外観となっている。
編成組み換えは最終増備編成である552編成から降順で行われ、534編成は2010年8月に編成組み換えが行われた。

―概要―

サハE231-4600独特の外観に制作意欲が刺激され、登場当初より製作構想を
練っておりましたが、途中でE233系京葉線に浮気したり何なりとで
完成まで9ヶ月を要してしまいました。
しかもその3ヶ月後には製品が出る予定だという・・・最近の製品化早くね?

なお、サハE231-4600の製作について今回は単純な車体切継とはせず
腰板及び幕板をそれぞれ分割して切り継ぐことで、縦方向による継目を
最小限に止めるという技術的な試みをしてみました。

因みに534編成を選んだのは所有するE231系山手線の2次ロット品の編成番号より。


―開発方針―

・サハE231-4600独特の車体側面を3種類の車体切継で再現
・サハE231-600及びサハE231-4600のE233系に準拠した屋根を再現
・先頭車に増設されたホームドア関係機器を再現


―製作手法―

画像をクリックすると別ウインドウにて拡大表示します。

サハE231-4600の車体はサハE233-1200をベースにサハE230-500、サハE231-1000から 必要な部分を切り継いで作成することとした。
サハE231-4600の11号車寄り車端部は、サハE233-1200の車端部をベースに サハE230-500の窓部と短縮したサハE231-1000の腰板部の切り継ぎで再現した。
作成した11号車寄り車端部とサハE233-1200とを接合して中間5人掛け部を作成。
腰板部はサハE231-1000からドアコック蓋がモールドされているものを短縮して使用した。
また、幕板上部の接合跡を隠すため、車外スピーカ蓋をエバーグリーンの平棒(0.25厚×1.0幅)の切り出しで作成した。
サハE231-600はモハE230-1500をベースにドアボタンモールドを紙ヤスリで擦って削除した。
屋根はサハE231-1000をベースにビードの切れを加工して再現。
ビードの切れ位置は東急車輛製の屋根を参考にしたが、実物(新津製)と若干位置が異なる(加工後に気づいた…)。
サハE231-600及びサハE231-4600はラジオアンテナ非搭載のため、既設の台座モールドを削除した。
但し、サハE231-4600については既存系列車とは逆位置にアンテナ台座が設置されているので、 これを0.4mmプラ板を4.0mm*2.5mmに加工したもので再現した。
両先頭車床下に増設されたホームドア関係機器は、GMの小田急1000形の床下パーツEより似ているパーツを流用して再現。
(上:クハE230 下:クハE231)


―完成状態サンプル―


クハE231−534


サハE231−4634


サハE231−634


クハE230−634

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